分身ロボットを活用した就労機会の創出を目指す取り組み(2023年シーズン)
先天性ミオパチーをはじめ難病を抱える方、重度障害者等の社会参加の促進と就労機会の創出を目指して、株式会社ギラヴァンツ北九州(代表取締役社長 石田真一:北九州市)と株式会社オリィ研究所(代表取締役所長 吉藤オリィ:東京都)、一般社団法人先天性ミオパチーの会(代表理事 伊藤亮:北九州市)で協働して取り組みをしていきます。
2021シーズンはギラヴァンツ北九州のホームスタジアムのミクニワールドスタジアム北九州にて実証実験を行い、ミクスタに来られたファンサポーターの方々と分身ロボットOriHime(オリヒメ)を遠隔操作する方が交流する取り組みを行ってきました。
2022シーズンは9月11日のホーム戦から受付の一部を業務としてオリヒメを遠隔操作して対応していきます。
2023シーズンもスタジアム場内での受付業務を行います。受付エリアは【ギラスクール生受付】【VIP受付】になります。
実施スケジュール:
2023シーズンのギラヴァンツ北九州ホームゲーム
この取り組みを通して、SDGs達成への貢献そして新たな展開を皆様と考えることに繋げていければ幸いです。
ギラヴァンツ北九州
With!! KITAKYUSHU ~SDGsプロジェクト2023~
https://www.giravanz.jp/hometown/3385/
一般社団法人先天性ミオパチーの会
www.sentensei308.com
難病支援プログラム『支援自販機』ページを紹介
3月8日は何の日でしょう?ミオパチーの日と言い出して数年になりますが、もう認知してくれている方はありがとうございます。
この日にお知らせは、大塚製薬グループとコラボして難病支援プログラム『支援自販機』を取り組んで頂けることになりました。
特設ページを作りました。ご覧頂けると嬉しいです。
http://www.sentensei308.com/support/drink/
「サイバニクスが拓く未来」山海嘉之先生出版記念講演会に参加しました
3月18日に筑波大学東京キャンパスにて開催されたサイボーグ型ロボット「HAL®」を開発した山海嘉之先生の著書「サイバニクスが拓く未来~テクノピアサポートの時代を生きる君たちへ~」出版記念講演会に参加しました。「未来を開拓する人」が育つことを願い、サイバニクスで社会変革に挑戦する山海先生の夢と情熱が伝わってきます。
ご講演後、山海先生には大変お忙しい中でお時間いただき、先天性ミオパチーへの治療に向けた相談に対して打ち合わせしました。
医療相談・談話室を設置しました
公開された環境ですので、例えば、「日常生活上で工夫していることを教えてください」といった相談があれば、工夫をお持ちの患者さんは返信していただきたいと思います。そのやり取りを見て参考にする患者さんもいます。お気軽に活用いただければ幸いです。非公開での相談がご希望の場合は、これまで通りお問い合わせフォームよりお寄せください。
【医療相談・談話室】
http://www.sentensei308.com/forums/forum/consultation/
「ロボティクス・AI×iPS細胞=Promising Future」シンポジウムに参加しました
5月7日、京都大学医学部 芝蘭会館 稲盛ホールにてiPS細胞技術を活用して筋ジストロフィーや先天性ミオパチーの筋肉難病に対して新規治療法開発すべく研究しているiPS細胞研究所(CiRA)櫻井研究室が「ロボティクス・AI×iPS細胞=Promising Future」シンポジウムを開催しました。
今の研究現場に人間の代わりをするだけでなく人間が出来ない所もロボットが代わりにし、人工知能が加わることでデータ分析をしたり、研究プロセスの最適化をしてくれるといったお話がありました。
これまで研究者がやっていたことに、ロボット支援が入ることで共同作業や遠隔研究が可能になり研究の加速ができることや研究者のワークライフバランスがとりやすく女性が活躍しやすい環境つくりも可能など日本が世界をリードし続けるための未来戦略が議論されていました。
今回、iPS細胞の山中先生はじめ網膜の高橋政代先生やAI/ロボットの高橋恒一先生、ゲノム編集の堀田先生など再生医療のトップランナーの先生方がいらっしゃいました。ご登壇者の講演の中で取り上げられていたバイオメディカルロボットが専門研究者と同様に精密な動きをしていました。今後の研究がより加速され、一日でも早く治療法の開発に繋がってくることを期待します。
「10年前の君へ」小澤綾子出版記念イベントに参加しました
筋ジスと闘い歌う小澤綾子さんの初著書となる「10年後の君へ~筋ジストロフィーと生きる~」が出版されたことを祝して、3月18日に開催された出版記念イベントに参加しました。
綾さんから、「10年前の君へ」は病気がわかって一番絶望していた昔の私に向けて書いた本で、大人から子供まですぐに読める詩絵本になっています。1冊につき50円が一般社団法人日本筋ジストロイフィー協会に寄付されます。Amazonでも販売されていて購入いただけます。
https://www.amazon.co.jp/gp/product/4907081375/
第7回 医療講演会を開催しました
第7回 医療講演会「あきらめたらだめだ!呼吸ケアと医療的ケア児について」を11月12日(日)に北九州市総合保健福祉センターで開催し、午前は個別医療相談、午後は医療講演のスケジュールで行いました。国立精神・神経医療研究センター病院 埜中征哉 先生と国立病院機構八雲病院 石川悠加 先生に、そして、新たに熊本大学付属病院 小篠史郎 先生に出席いただき、ご支援いただきました。
個別医療相談は、同センター内にある前月12日開所した北九州市難病相談支援センターで、患者さんや病気の疑いを感じている方々の日常生活やリハビリテーションなどの相談に、埜中先生と石川先生が応じました。患者さんからの相談により、埜中先生はその患者さんの主治医に手紙を書かれる様子もありました。
医療講演は、今回のテーマである呼吸ケアと医療的ケア児について、埜中先生を座長に、石川先生と小篠先生に講演いただきました。まず、代表伊藤から開会挨拶と前座で「医療用HALによるサイバニクス治療と患者の視点」と題して、国立病院機構新潟病院で約3週間の入院で計9回治療を受けた歩行機能改善効果の報告がありました。呼吸する筋力が弱いため、NPPVで換気補助しながらの治療の様子でした。
石川先生からは、神経筋難病で呼吸の筋力が弱くなることで、息が十分に吐けず、吸うこともできない、そして、咳が弱い患者さんが口から安心して食事するための呼吸ケアの取り組みを、八雲病院の様子や欧米の報告など交えて講演いただきました。もし誤嚥した場合の徒手や機械による咳介助の方法、また自身で咳介助が行える「セルフ咳介助」の例も動画像を入れて紹介がありました。医療的ケア児への取り組みも含まれていました。
小篠先生からは、平成28年6月3日に児童福祉法の一部改正による医療的ケア児への支援について講演いただきました。熊本大学付属病院で新たに設置された小児在宅医療支援センターの取り組みで、家族や行政、学校などからの相談窓口や医療的ケア児に関わる人材育成のための実技講習、幼稚園・保育園への入園支援、また、熊本県との連携や現状の課題の紹介がありました。入園・入学支援に取り組む大阪府や千葉県なども好事例として取り上げられていました。
人工呼吸器やカフアシストを展示したり、医療・保健・福祉などに関する案内チラシを設置しました。
座長の埜中先生の進行で質疑応答を行い、最後には閉会挨拶もいただきました。患者さんや医療関係者、保健師、特別支援学校の教諭など多くの方が参加くださいました。先天性ミオパチーに限らず、筋ジストロフィーや脊髄性筋萎縮症など、患者さんの参加もあり嬉しく思います。ありがとうございました。開催にあたり、ご協力いただいた皆様に感謝いたします。【配布資料】動き出した医療的ケア児の入園・入学支援 ー熊本の場合ー(一部)
>>第7回 医療講演会のお知らせ
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時事メディカル「稀少疾患治療の最前線」にて先天性ミオパチーが取り上げられました
時事メディカルの連載インタビュー「稀少疾患治療の最前線」にて先天性ミオパチーが取り上げられました。
国立精神・神経医療研究センタートランスレーショナル・メディカルセンター長の小牧宏文先生がインタビューを受けています。記事の中で使用された病理画像は、国立精神・神経医療研究センター病院名誉院長の埜中征哉先生から協力いただき、クレジットとして、一般社団法人先天性ミオパチーの会提供を入れています。
記事「筋肉の病気疑われたら専門の施設に~先天性ミオパチー・希少疾患その6~」
https://medical.jiji.com/column4/91
ロボットスーツHAL医療用下肢タイプに関する勉強会を開催しました
6月10日、ロボットスーツHAL医療用下肢タイプに関する勉強会を、北九州市総合保健福祉センター(アシスト21) で開催しました。
難病研究などで大変著名な、国立病院機構新潟病院 中島孝 院長先生をお招きして、ロボットスーツHAL医療用下肢タイプに関してお話しいただきました。
今回は、医療機関への普及を目的に、また北九州市がロボット特区であることから、医師・理学療法士・ヒューマンロボティクス関係者・行政の方を対象に、参加くださいました。
中島先生は、このHALの研究開発代表者として、先頭に立って研究に取り組まれておりますが、2016年9月に歩行機能の改善に有効として、8つの神経・筋疾患に対して健康保険が適応となりました。
治験の際は、当会まで情報が届かず、先天性ミオパチー患者のデータは取れなかったものの、「先天性ミオパチー」を8つの疾患の一つに入れていただけたことは、大変有難いことです。
会場設営の様子を、、、尽力した理事・スタッフの皆様お疲れさまでした。
最後に、中島先生を囲んで親交を深められたと良いです。今後もお役立ちできれば幸いです。
講演会を開催しました(主催:難病支援ネットワーク北九州)
12月4日に講演会を開催しました。
会場は北九州市の総合保健福祉センター アシスト21でした。
いきいきクリニック(川崎市)の武知先生をお招きして、
「いかに呼吸不全を治すか?」というテーマで講演いただきました。
身振り手振りを交えて、わかりやすい内容に好評でした。
天気があまり良くない中でしたが、
会場は立ち見をいただくほど、多くの参加がありました。
音楽ライブは、「筋ジスと闘い歌う」小澤綾子さんに
希望あふれる、素敵な歌声を届けてもらいました。
伴奏は、シンタローさんにご協力いただきました。
当日の音合わせのみでしたが、素晴らしかったです。
二人のライブを聴いて、涙を流す方もおられました。
フィリップス・レスピロニクスさんの展示ブース、
人工呼吸器やマスクに触れる機会を作ってくださいました。
いつもご協力ありがとうございます。
ミオパチーブースも設置しました。
参加くださった皆様、ありがとうございました。
こちらの応援・サポートをお願いします。
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「筋ジスと闘い歌う 小澤綾子」公式サイト
■ http://challenged-ayako.com/
「シンガーソングライター シンタロー」公式サイト
■ http://shintaro123.com/
「先天性ミオパチーの会 マーケット」
■ http://sentensei308-market.com/
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